伊藤忠インタラクティブ株式会社

INFO2020.7.16NEW

企業のビジョンをアクションにつなげる「みらいブランディング」チーム発足

従来型のインナーブランディングから一歩踏み込み、内発的に行動が生まれる土壌づくりまで支援

伊藤忠インタラクティブ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:太田英利、以下「当社」)は、企業を内側から強くするインナーブランディング領域に特化したチームを発足しました。これまで当社が積み重ねてきた知見を基に、これからの社会に必要な企業ブランディングの形を模索し体系化した「みらいブランディング」サービスを提供してまいります。

■「みらいブランディング」チーム発足の背景
現代はVUCAの時代と称され、未来はますます予測不可能なものになると言われています。
そのような中で、企業が将来、例えば10年後も社会に価値を提供し続けているためには、その予測できない変化への適応力と、変えてはならないものを守る一貫力が必要だと考えます。
そのために重要なことは、社員のエンゲージメントを高めること、経営者と社員が見据える未来のズレを無くすこと、そして社員ひとりひとりがその未来に向かって行動できるマインドセットとスキルセットの両方を備えることだと考えています。
この課題に取り組むことが、クライアント企業の未来への発展につながるとの結論に至り、当領域に注力することといたしました。

▶ 担当者が語る「みらいブランディング」に込めた想いと事例はこちら 「PR TIMES STORY」
https://prtimes.jp/story/detail/MxzvevhnaxE

■こんなお悩みをお持ちの企業へ

・「創業時からの社是や企業理念はあるけど、今の社員たちには納得されていないように思う」
・「策定したミッションやビジョンを、どのように日々の業務に活かせばいいのかが分からない」
・「現場は目先の業績への感度は高いが、中長期的な視点がなかなか持てていない」
・「社員の定着率が低く、採用をする上でも毎年どのように訴求していくかが定まっていない」
・「指示通りの仕事はできるが、なかなか能動的に動いてくれない」
・「採用コスト・育成コストを回収できないうちに社員が退職してしまう」(※)

上記は、これまで当社が数多くの企業様とお打ち合わせを重ねてきた中で、経営層の方々からよく伺った課題です。
最後の課題(※)については、昨今、特によく耳にします。終身雇用の時代が終わり人材流動性が高まっている今、企業側にも社員に選ばれる理由が必要となってきています。
一方、社員1人に掛かるコストは新卒の場合で採用~入社3年間で約1,500万円とも言われています。これは採用コスト、研修費、一人前になるまでの給与や社会保険料、福利厚生費などの合計ですが、さらに採用活動や研修を行う社員の時間的負担など、費用だけでは測れない側面もあります。人材にかかる費用をコストとして消費するのではなく、投資として未来につなげていくためにも、インナーブランディングの重要性はますます高まってきています。

■「みらいブランディング」の特徴
前述の課題を解決するための、当社が考えるひとつの解は、「ビジョンをアクションにつなげる本当の意味でのインナーブランディング」です。一般的なインナーブランディングでは「理解・共感」(可視化・浸透)までをゴールとしていますが、私たちは、「社員全員が、自社の社会における存在意義を理解・共感し、自身の日々の業務でそれらを発揮し、社会に向けて価値を体現できる状態にあること」だと定義しています。

大切なのは、自社ならではの視点と視座で考えられ、行動にまで進められる社員が社内に生まれること。これこそが未来につながる会社の資産になると考えています。
そのため、私たちは、社内全員で共有すべき価値が見定まった後は、実際にそれを事業につなげていくアイデア創出や、社内上申のための企画書、社外営業のための提案書などの作成に伴走し、アクションを生み出す体質・ノウハウ習得のサポートまでいたします。
また、プロジェクトにクライアント企業のこれからを支える社員の方々にも参画いただくことで、今後自身が先陣を切ってアクションを生み出し、組織を牽引していく中核人材となっていただきます。

■「みらいブランディング」の体制
価値の発見とパーパスメイキングに強みを持つコピーライター、アイディエーションと仕組み化に強みを持つデザイナー、プロジェクトの全体管理を行うプロジェクトマネージャーで体制を組みます。さらに、貴社社員から、組織・レイヤーの異なる4〜6名をアサインいただくことで、貴社のこれからを支える社員と共に進めてまいります。

■提供内容例(クライアント企業の課題によって変動)

創業から受け継がれている思想や、社会における存在意義、社内外に提供できる本質的価値を改めて見つめ直す。あるいは今の時代に合わせて再定義する。 そして、経営層、管理職、現場の社員たち全員が共感を持って理解している状態へとインストールする。

コーポレート・アイデンティティ(CI)の策定(または再定義)
・企業価値の整理・言語化・可視化・構造化
・ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の策定
・ビジュアル・アイデンティティ(VI)の策定

CIの浸透施策
・浸透戦略立案
・コミュニケーションのためのクリエイティブ制作
・カルチャーガイド&トーン/クレド
・ブランドブック&ムービー
・Webサイト(コーポレートサイト/イントラ)
・社内報
・名刺

日々の業務の中で、一人ひとりがVISIONを体現する行動を生み出していける状態にする。
本当に取り組むべきことは何かを共に考え、制度・環境がそれに合っていなければ整備し、事業アイデア創出やその実行に伴走し、自走できる体質やスキル習得につなげる。

CIを体現するアクションを生み出し続けるための施策
・事業創出ワークショップ
・企画書/提案書/営業資料作成サポート、テンプレート制作
・社内環境/制度の検討・構築

社内横断で主体的に企画立案・合意形成を行なっていける社員およびチームの構築

▶ 担当者が語る「みらいブランディング」に込めた想いと事例はこちら 「PR TIMES STORY」
https://prtimes.jp/story/detail/MxzvevhnaxE